平等院に藤を見に。はじめての宇治（後編）

京都宇治の平等院の藤

平等院の藤棚

平等院を造った藤原氏の家紋は藤紋（下がり藤）というそうで、藤は平等院のシンボルなのですね。
（平等院のホームページの下のほうに、その家紋がありました。）

鳳凰堂横の藤棚には、藤の花が満開でした。
藤は、近所の公園で見ることができますが、あまり手入れをされておらず、これほど長く、これほどたくさんの花は見られません。

見事でした。
子どもの頃、友達とどこかの立派な藤を見に行った記憶が残っていて、その記憶に近い藤を見ることができました。

藤は、マメ科フジ属の植物で、花はマメの花っぽいです。
「藤色」という美しい色がありますが、この色のことなんですね。
（この色が見たかった）

藤棚の周りには、長い木のイスがあり、座っている人でいっぱい。
外国人の観光の方も多いのだなあと感じました。
私は、平等院の藤を見られたことで大満足。
後は、順路にそって歩いていきましょう。

平等院鳳凰堂

藤棚の横、平等院鳳凰堂（びょうどういんほうおうどう）。

鳳凰堂は国宝で、平安時代後期に藤原頼通によって建てられた阿弥陀堂。
鳳凰堂の周りは、阿字池という池があり、

池の水面に鳳凰堂が映っている。
というのを、帰宅後に知ったので、鳳凰堂が水面に映った写真は、ほとんど撮影していませんでした。ご存知の方がほとんどだとは思いますが、鳳凰堂の写真を撮るときの参考にしてください。
鳳凰堂を背にした、正面のこのアングルで記念写真している方も多く、ここでちょっと順番待ち（笑）

平等院ミュージアム鳳翔館

鳳凰堂を見た後は、平等院ミュージアム鳳翔館へ。
鳳翔館は、宗教法人初の総合的登録博物館。

鳳翔館の中は撮影禁止でした。
国宝の梵鐘、雲中供養菩薩像、鳳凰1対（初代）など、ガラスケースの中に展示されており、いろいろな角度から見ることができました。

鳳凰堂の内部を復元した扉絵の間で、娘と来迎図を見ながら、ジブリ映画で見た「かぐや姫の物語」の最後のシーンみたいだね。という話で盛り上がりました。

鳳翔館で印象に残ったのが、雲中供養菩薩像。
全52躯のうち26躯が展示されているそうです。
飛雲上に乗った像は、なんと表現していいのかわからないのですが、簡単に言えば、めっちゃかわいいです。踊っていたり楽器を持っていたりします。

平等院に行ったら、雲中供養菩薩像も見てください。
ミュージアムショップでは、平等院に関連するグッズが販売されていました。

最後に、平等院鳳凰堂の鳳凰を眺め、帰ることとなりました。

ソフトクリームを食べる？

表門そばにあるとどう庵か、中村藤吉平等院店で喫茶を･･･と思っていたところ、賑わっており断念。

帰り道、中村藤吉平等院店のこの先には･･･

こんな建物があり、

運がよければ窓側で、宇治川を見ながら休憩できたら幸せだな♪と思ったけど、こちらも大変賑わっており断念しました。

＜後記＞

ＪＲ宇治駅近く（宇治橋通り商店街のゲートのそば）に、中村藤吉本店があったことを写真を見て後で知りました。（気づかなかった･･･。でも、建物が気になるなあと思って写真は撮っていた。；；）
帰りに豆乳ソフトを夫が買ってくれましたが、抹茶かほうじ茶のソフトクリームを食べたかったのだなあと思いました（＾＾；

ソフトクリームやパフェは、お取り寄せできないので、やっぱり並んでも食べておきたいスイーツだな！などと、藤を見に行ったはずが、食べ物の話で終わります。

＜この日の目標＞
１．平等院に行く　←　達成！
２．平等院の藤を見る　←　達成！
３．ソフトクリームを食べる　←　未達成！

家族のみなさんの感想は、
夫が「思っていたより落ち着いた雰囲気だった。」
長女が「うん、おもしろかったよ。」
次女は、砂利道を歩くと音がして楽しかったみたいです。
ソフトクリームは未達成でしたが、宇治、楽しかったです！

＜同じ頃に平等院の藤を見に行った方の記事＞
平等院の藤棚 | a-ki blog
こちらの記事を拝見し、そうだ、平等院に行こう！と思いました。
世界遺産平等院の藤棚・2015・見頃:子供と一緒に格安旅行
中村藤吉のソフトクリームが最後に！それ、絶対おいしいね！
くぅう！並んでも食べておけばよかった！！と思った記事（笑）