2014年の葵祭に行ってきました。
今年は朝から天気がくずれていたので中止になるかと心配しましたが、雨がぱらつく中、延期されることなく開催されました。参加された方お疲れ様でした。
私は上賀茂神社で行列を見ました。
葵祭の詳細(コースや時間)は、京都市観光協会のホームページでチェックしました。
葵祭 | 京都市観光協会
上賀茂神社の芝生拝観席
上賀茂神社にも芝生拝観席(有料)が設けられていたので、そこから見ました。
芝生拝観席は、葵祭当日、拝観料を出して、入ることができます。
(京都御苑と下鴨神社参道では、京都市観光協会が有料観覧席を設置しています。詳細は葵祭 有料観覧席のご案内 | 京都市観光協会にて。)
上賀茂神社の芝生拝観席からは、葵祭の行列が、一ノ鳥居から二ノ鳥居までを歩く様子を見られます。
拝観席には木の椅子(ベンチ)が芝生に用意されており座ってみることができます。
芝生拝観席の一番前から行列を見ると、視界をさえぎるものがないので、よく見ることができます。
葵祭と呼ばれていますが、パンフレットでは「賀茂祭」と書かれているので、こちらが正式な名称でしょう。
『源氏物語』では唯(まつり)と記されているそうで、当時は一般の拝観は許されていなかったようなお祭りなんだとか。
明治時代くらいからは、春日大社の春日祭、岩清水八幡宮の岩清水祭とともに、三勅祭のひとつとなったそうな。
葵祭の「葵」というのは植物のことで、二葉葵というのがいたるところに飾られています。
この日の夕方のニュースで、この葵を育ててくれている子どもたちの話題も見ました。
葵祭の本列
葵祭の行列を見ていると役職が決まっており、どんな役なのか正確にはわからなくても衣装で、(偉い人なのかな・・・?)となんとなくわかります。パンフレットの写真で紹介されている役職は、衣装や持ち物で判断できます。
斎王代列のちょっと前にやってくる、風流傘(ふりゅうがさ)です。
行列を見ていると華やかな季節の花が目をひきます。
いろいろな花笠が通過していきます。
二ノ鳥居まで歩いた後は、外にこのように立てられていました。
葵祭の斎王代列
葵祭のみどころのひとつだと思っている斎王代列は、昭和31年に復興され、衣装が華やかな女官や、童女が通過していきます。
斎王代などの女性は顔を白く化粧しており、長い髪のかつら(?)や、華やかな衣装を着ています。
何年も葵祭を見ていますが、傘を差しているところを見たのははじめてです。
見終わった後
二ノ鳥居まで到着した行列は、どこにいったのかわかりませんが、上賀茂神社に到着すると、社頭の儀という儀式が行われるようです。これは見ることができません。
神馬舎には、行列で通過した、白と茶色の馬が休んでいました。
この日、行列を見終わった後は、本殿のほうに参拝に行けませんでした。
芝生地でこんなお守りがありました。
家族へのお土産にやきもちを買って帰ろうとしたら、不思議な光景に出会ってしまいました。衣装が濡れていて寒そうです。お疲れ様でした。
一ノ鳥居前までくると、大田神社のかきつばたの案内があったので、行くことにします。→大田神社でかきつばたを見る(2014年5月)