京都駅から、京都市バスに乗って、家族三人で清水寺に行ってみることになりました。
まだまだお正月期間だったのか、バス停は人でいっぱい。珍しく人がたくさん乗っているバスの中で揺られながら、「五条坂」下車。わが家は三人で、清水寺に行くのははじめてですが人の流れに身をまかせ(こっちかな~?)と思う方向に歩いていきます。
私は、清水寺には一度も行ったことがなく、歩いても歩いても私が知っている風景を見ることはありません。間違えたのかな・・・と歩きながらつぶやくわたし。「清水の舞台から飛び降りる」と言われているあの、景色を頭に浮かべていましたが、私たち家族が歩いているところは、どうやら墓地です。
何屋さん?
墓地ゾーンの坂道を上っていると、ところどころに何やらお店のようなものが。「何屋さん?」と、夫さんに聞いても「さあ?」と、あまり興味がない様子で、わたしは一人疑問に思いながら、行く先々にある建物の中をのぞいていました。
墓地と京都タワー
かなり歩いた気分になり、ふと景色を眺めてみると、遠くの方に京都タワーが白く浮かび上がっているのが見えました。夫婦でくるまでの市バスの混雑具合につかれていて、とても長い時間たったような気になっていましたが「京都駅から近かったんだねえ」と、ポロリと言ってしまうくらい。
よく見ていませんが、どこかのご先祖様が写真に写っていたら、ごめんなさい。
茶屋でみたらし団子
坂を上り、墓地から抜けたかな?と思うところに、茶屋発見。
娘は、それをみつけると「だんごだんごだんご!」と連呼。娘、団子好きなんです。
夫さんも、ちょっと休憩と、まだ清水寺に到着していない(この時点で我が家、どこが清水寺なのかわかっていない)のに、まったり家族で休憩タイムに突入。このあたりは人も少なく、遠くの景色を眺めながら「清水寺ってどこだろう・・・」と、家族でつぶやいていました。
やっと仁王門に到着
茶屋でだんごを食べた後、地図を見て歩いていると、仁王門に到着。
仁王門の前には、ひとがたくさんいる通りがあり、こちらから来ればよかったのか!と家族で話します。この清水寺の正門にある仁王門は重要文化財のようで、昔ながらの丹塗りで「赤門」と呼ばれているのだそうです。見事な色ですね。両脇間には大仁王像が祀られているそうですが、よく見ることができませんでした。
仁王門前の石の階段の角度がやや急だったので、わたしは転げ落ちやしないかと、足ががくがくしました。無事に上まで登ることができて、ものすごく安心します。
>>つづく
<関連記事>
2010年新年、清水寺へ。(1)
2010年新年、清水寺へ。(2)
清水寺の夜の特別拝観に行きました(2013年3月)