InstagramやYouTubeなど、SNSやブログに投稿する“いい感じの画像や動画”を効率的に作るには、デザインツールのCanva(キャンバ)が便利です。
パソコンで使う時は、専用ソフトのインストール不要で、ブラウザだけで操作できオンラインにデータが保存されます。スマホで使う時は、アプリをダウンロードして操作できます。
この記事では、個人ブログやTwitter歴10年以上の主婦が、Canvaでどんなことができるのか?活用のヒントをお伝えしていきます。
Canvaはオンラインで使えるグラフィックツール
Canva(キャンバ)は、2013年にリリースされたデザインツールです。
オンラインで使えるグラフィックツールで、便利な機能が充実しています。日本だけではなく世界中に利用者がいます。
今まで複雑で難しかった画像制作も「難しいことをシンプルにする」というCanvaの価値観のとおり、手軽に作業できる環境になっています。
Canvaは無料で使える。有料版もある
Canvaは無料で利用できます。
無料プランでは、有料の素材やテンプレートが使えない制限はあるものの、アカウントを作ればすぐに制作をスタートできます。
Canva Proと呼ばれる有料プランは、1,500円/月で最大5人まで利用できます。
料金の支払い方法は、「クレジットカードまたはデビットカード」か「PayPal」です。
詳細はこちら⇩
デザインに使う素材が豊富で連携機能が便利
デザインに使う素材は、Canva内に用意されています。
ちょっとしたかわいいイラストを使いたい時も、素材集を買ったり、フォントや素材配布サイトを探したりするのは、案外大変です。Canvaでは、素材やテンプレートを検索して探すことができます。
検索で見つけにくい、欲しい素材が見つからなかった時にも、自分で素材をアップしたり、FacebookやInstagramなどとCanvaを連携させれれば、投稿した画像を素材として利用できるようになります。
完成したデザインのダウンロードや共有機能が充実
完成したデザインは、ダウンロードしてパソコンやスマホに保存できます。
保存できる形式は、PNG、JPG、PDF、MP4、GIFです。有料プランでは、SVG形式のダウンロードが可能になります。
Canvaで作ったデザインを、画像や動画、電子文書ファイルとして、パソコンやスマホ端末に保存できます。
完成したデザインを「ダウンロード・保存」する以外に、「共有」機能も充実しています。URLでデザインを共有することができ、メールやSNSでURLを共有して、人に見せることができます。
PDF形式で保存できるので、完成したデザインの印刷もできます。
名刺やチラシ以外にも、個人的に楽しみたいデザインのカレンダーなどをスマホアプリで作って、コンビニや自宅プリンタで印刷して楽しんだりもできるでしょう。
ヒント デザインの埋め込みと埋め込みの非公開
ヒント ダウンロード、保存、共有についてのヘルプ一覧
Canvaでよく使われているデザイン
Canvaを利用している方がよく使っているデザインは、
- インスタグラム投稿
- インスタグラムストーリー
- YouTubeのサムネイル画像
です。
他にも、YouTubeのバナー、Twitterヘッダー、ロゴ、ポスター、A4フライヤー、名刺、プレゼン資料などもよく作られています。
個人だけではなく、ビジネスで情報発信したい人にも重宝するツールだと言えます。
作ったデザインは、ダウンロードして使ったり、印刷したり、共有したりできるため、IT関係の利用者だけではなく、幅広い分野で活用できると思います。
身近な人にも「便利なサービスがあるよ!」と教えたくなります。
Canvaで作った感想
それでは、実際にCanvaでデザインを作ってみたいと思います。
スマホにもアプリを入れていて、隙間時間にスマホで画像編集をすることがあります。
スマホは画面が小さくて指での操作になるのでうまくいかないこともありますが、電車やバスでの通勤中などにも、画像・動画編集ができるメリットはありますね。
それでは、実際にCanvaで作ったデザインをご覧ください。
インスタグラムに投稿する正方形の画像・動画
インスタグラムのフィード投稿に、文字を入れた画像を作ってみたい時に、Canvaを使いました。
スマホのカメラで撮影した写真をCanvaアプリにアップロードして、インスタグラム投稿テンプレートで作ったデザインがこちらです。
インスタグラムの投稿に使える正方形の制止画(PNG形式でダウンロード)
2019年頃に個人のインスタ用に作った画像です。制止画なので動きません。
(写真に新年のあいさつを入れたいと思って作成しました)
インスタグラム以外にも、正方形の画像は、楽天ROOMのオリジナル写真投稿、Twitterの写真投稿などにも使うことがあります。
アニメーションで動きをつけられる
インスタに投稿するための静止画だけではなく、アニメーションをつけた動画(MP4形式※音声なし)を保存することもできます。
写真や文字を「アニメーション」化すると、動きののある動画を作ることができます。過去に作成して保存していたデザインを加工して、MP4形式でダウンロードしたのがこちらです。
以下、クリックすると5秒程度の動きがあります。音は出ません。画質は落ちますがGIF形式でダウンロードしてもいいかもしれませんね。
無料版でも動きがつけられるので、面白くてウキウキしました。有料版だとさらにお洒落ないい感じの動きをつけられます。
活用方法が思いついたら、ぜひ試してみてください!
テンプレートはこちら
豊富なテンプレートを使いこなしてインスタグラムをもっと楽しもう!今すぐ作成
インスタグラムストーリーに投稿する縦長の画像
インスタグラムのストーリーに投稿する縦長のです。
用意されていたテンプレートに、私が撮影した写真をいれて、文字を変えました。
こちらもアニメーションにできますが、PNG形式でダウンロードしました。
テンプレートはこちら
高品質なインスタストーリーが簡単に作成できます。オリジナルで印象に残るデザインを今すぐ開始!
YouTubeのサムネイル画像
YouTube動画には、サムネイル画像を追加することができます。
私はYouTube投稿はまだ行っていませんが、動画を見るか見ないかを決めるのに、効果的なサムネイル画像があるとついクリックして再生してみたくなるので、再生数を増やしたい方にはサムネイル画像作りが大事な作業になるでしょう。
テンプレートはこちら
豊富なテンプレートを自在に使って魅力的なYoutubeサムネイルをデザインしましょう
プレゼンテーション
このブログの記事のに使った画像は、「プレゼンテーション」テンプレートをカスタマイズして作成しました。
作成した「プレゼンテーション」資料を、PNG形式で保存してブログ画像として使っています。
Canvaを使うことで、今まで手間をかけていたことや、できなかったこともできるようになった感じがします。使ってわかったことは、「簡単に作ることができた」と感じました。
同時に感じたデメリットもあげたいと思います。
Canvaを使って感じたデメリット
Canvaを使っていてデメリットだと感じたこともありました。
活用の幅が広いツールなので、メリットとも重なる部分になってしまいますが、
- 機能が多くて使いこなせない
- オシャレに作れない
- 使いたい素材やテンプレートが見つからない
- ネット回線が安定していないとスムーズに作業ができない
などを感じました。
私が継続利用を検討する影響があるポイントだと感じたのは、「ネット回線が安定していないとスムーズに作業ができない」ことでした。
自宅で利用する際に、家族で同時接続するとネット環境が不安定になることがありまして、その時にCanvaもなかなか動作せず、それがデメリットだと感じました。
Canvaだけではなく、他のオンラインサービスにも言えるデメリットではあるのですが、動作しないのはストレスでした。
安定した作業ができる環境か判断するために、まずは無料で利用したり、有料版を検討されている方は無料トライアルでスムーズに動くのか環境確認をすることをおすすめしたいです。
Canva まとめ
Canvaが使えるスキルがあると、ブログやSNSでの情報発信でもできることが増えるので、PhotoshopやIllustratorの画像編集ソフトを持っていない方はぜひ活用していただきたいと思います。
素材やフォントがあらかじめ用意されているのは、控えめに言ってかなり良いです……!!!
Canvaは、海外のサービスですが、日本語で素材やテンプレートが検索できたり、外国語ができないから使えないと感じるシーンはありませんでした。
今後は日本ユーザー向けに日本向けの素材もリリースされたり、「note」「はてなブログ」「BASE」「LINE公式アカウント」などに対応するテンプレート開発など、日本独自のサービスとの連携も強化されていくと言われています。
個人的には、「コンテンツプランナー」や「オンラインへのデザインの保存」機能が重宝するはずなので、メインに使いたいグラフィックツールだと思ったら、有料プランを検討しても良いですね。
トライアルはこちらから→Canva Pro