映画「おおかみこどもの雨と雪」を家族で見ました。
夫は公開される前から、見たいと言っていたけど、私はそこまで見たいと思わず。
母親と子供の物語とかあんまり・・・見たいと思わないし・・・。
子供を育てるお母さんを見るのとか・・・しんどくなりそう・・・。
ちょっと泣ける感じとかになるの、いやだしな~・・・。
と、予告編を見たとき思っていました。
それでもDVDが出たので夫がレンタルしてきて、家族で一緒に見ました。
私は見終わった後、どっと時が過ぎたような気分になりました。
細田守監督の作品で私は「サマーウォーズ」はすごく好きで何度も見ていますが、
「おおかみこどもの雨と雪」は、サマーウォーズほど何度も繰り返し見ることはないでしょうね。
映画公式 映画「おおかみこどもの雨と雪」
私には娘がいて今9歳。
予告編を見て、子供がおおかみっぽい世界観を受け入れるのが、何か(めんどくさいよぉ・・・)という印象がありました。
見てみると、おおかみっぽくてもなぜかすんなり受け入れることができました。家族だけで共有している何かと家族以外の世界での折り合いのつけ方みたいな感じに似ていたのです。
作品を繰り返しみたいと思わない理由。それは子供が成長して親から離れていったから。
子供が生まれてから13年間のストーリーだそうで、見た後、私は、こんなにすぐに子供は親から離れていってしまうんだ・・・という、寂しさのようなものをほんのりと感じたのでした。
はやいなあ。と。
まだ娘が私の傍で無邪気に遊んでいる今、ちょっと今は受け入れられないけどわかっている将来の出来事が想像できてしまうシーンがあるんです。そこはまだ心が追いついてないようで見たくないような気分になります。まだ、自分は今この感じでいいんだと思いたいみたいな感じになるみたい。
ストーリーは、娘の雪によって、母の花のことが語られています。
これが、娘に自分のことを語られているようで、なんとも言えないむずがゆいような気分になるわけです。
たまに「わたし結婚しない。お母さんとずっとすむ。」と言っている娘も、何か感じるものがあったようで、考え込むような感じで見てました。
作品の中でお父さんが出てくるのはちょっとしかないのですが、夫はどんな風に思ったのでしょうね。何も聞いてません。
強く印象に残るようなシーンはなかったけど、不思議な気持ちになる作品でした。
作品の中で流れている音楽が気持ちいいですね。
<関連・参考サイト>
映画「おおかみこどもの雨と雪」
おおかみこどもの雨と雪 – Wikipedia
映画「おおかみこどもの雨と雪」予告2 – YouTube