楽天レンタルでかりた映画「さくらん」の感想

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楽天レンタルに何気なく追加しておいた、映画「さくらん」が届いた。
それほど見る気はなくみたいなと思うものを適当に追加してあったのだが届く。

20080815 映画「さくらん」を、今更みる(楽天レンタルでかりた)

おまえはこんなかでしか いきられないんだぞ
蜷川実花監督、土屋アンナ主演、椎名林檎音楽、そしてタナダユキという日本の女性クリエイターが集結している作品だということで話題なのは知っていたし興味はあったのだが、結局見ることなく時間が過ぎていた。吉原遊郭も花魁の知識もないし、原作の安野モヨコの作品も見ていないまま映画をみた。
おお、面白いじゃないかと思った。が、夫には不評。


どうやらちょっとどギツイもろもろが趣味ではなかったようだったし、目に入れたくない題材だったようだが、まあそれもわかる。
わたしはそういうアクの強いものも好きなので、おもしろいなあと思った。

女性目線で描かれた作品でそのたくましさや強さのようなものは素敵だなあと思ったし、見え隠れする切ない部分も共感できた。女性の人生でどこかやるせないようなうやむやっとした気分になることも荒削りではあるけれど断片的なワンシーンとして心に残り、ちょっとしんみりした。

華々しい世界のように見えるその裏での人の気持ちというのはきっといつの時代も変わらないのだろう。時代はおそらく江戸を描いたものであるのだろうけれど現代風にアレンジされていて、その部分もわたしには面白かった。
映画を見てわたしは吉原遊郭に興味をもった。(吉原遊廓 – Wikipedia

そういえば映画を見ながら男性の方はどのくらいの値段出していたのか気になった。
わたしは西欧を中心とした文化は学生時代に熱心に勉強したけども、江戸時代のこういう文化も面白そうだなあととても興味を抱いた。歌舞伎や浮世絵も面白いと思ったが遊郭周辺の文化もきっといろいろな発見がありそう。

面白かったレビュー

舞台は遊廓ですが、オンナの社会・世界ってどこでも同じですね、こうしてみると。
嫌でもなんでも「ソコ」に居る限り「ソコ」のしきたり(道理)がまかり通る。秀でれば富み得れど、やっかまれ、女として美しければ邪魔くさいことも起こる。
紫@試写会マニア : 「さくらん」を観る

「ひとよりおおく・・・」
という部分のセリフが心に残りました。

Ninagawa Mika’s official site
SR猫柳本線 Nekoyanagi Line

追記:
Amazonプライムビデオでも見ることが出来ます。

タナダユキさんの作品。
タナダさん脚本・監督作品「百万円と苦虫女」も面白いそうですね。

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