植物園で見たチューリップ(前編)に引き続き、後編。
今年のチューリップは、京都府立植物園の洋風庭園に品種ごとに、まとまって植えられています。
他にも、正門前・北山門前、早春の球根ガーデンでも見られました。
ほぼ同じ時期に咲いていることにも驚きです。
植物園で見たチューリップ(後編) 目次
フリンジ咲き系
チューリップ ブレスト
ブレストは、赤地に白い輪郭。
ギザギザしたフリンジ部が白くなっていてきれいです。
チューリップ レッドウィング
レッドウィングは、単色赤。
スタンダードなチューリップのシルエットでありつつも、花びらがフリンジなのでちょっと違う印象。
チューリップ ハミルトン
ハミルトンは、単色黄。
花びらの先のギザギザが、見慣れた黄色のチューリップとは印象が違っています。
チューリップ ワーサ
ワーサは、薄ピンクに白が混ざった感じ。
チューリップ ユリ咲き
チューリップ シアトル
シアトルは、単色黄。
花も大きめで、葉の緑と花の黄色の組み合わせがパワフル。
赤単色とは違った力強さがありました。
チューリップ サッポロ
サッポロは、白一色のユリ咲き。
こちらも地名だと思うので、北海道の雪の白さにちなんでつけられたのでしょうか?
チューリップ サネ
サネは、やさしい桃色と白。
やわらかいふわっとした印象の花色でした。
チューリップ ヨウキヒ(楊貴妃)
ヨウキヒ(楊貴妃)は、白地に薄い薄い桃色が入っていました。
透き通るような花色で不思議な雰囲気です。
チューリップ パーロット咲き
チューリップ セクシーレディ
セクシーレディは、白地にピンクの縁。
花びらもゴージャスです。
チューリップ エキゾチックパーロット
エキゾチックパーロットは、真っ赤な花びら。
見ごろが過ぎて、ちょっとどうなってるのかわからないけど・・・
あんなに花びらが真っ赤なのに、ツボミは緑と、不思議な品種です。
チューリップ ジャイアントパーロット
ジャイアントパーロットは、なんかふにゃふにゃでした。
チューリップ ダーウィン・ハイブリッド系
チューリップ ヒノマイ(火の舞)
ヒノマイ(火の舞)は、真っ赤な花です。
茎がくねくねしていたので、舞っているようにも見えました。
チューリップ インペリアルレッド
インペリアルレッドは、花びらも落ちて終了していました。
チューリップ シラユキヒメ(白雪姫)
シラユキヒメ(白雪姫)は、真っ白な花です。
花びらの形は丸みがあり、かわいらしい雰囲気です。
チューリップの品種の違い
子どもの頃からなじみのあると思っていたチューリップですが、歌や本で見られるような、見慣れているチューリップ以外の品種が多数存在していたことに、今年初めて知り興奮。
何気なく「キレイだねえ」と見ていたチューリップも、注目してみると驚きでいっぱいです。
チューリップ草丈の高低
写真左、パラーダ。写真右、ミストレス。
写真左、ハルオトメ。写真右、ハンスディクスタル。
チューリップの草丈も高い品種と低い品種があります。
適当に選んだ球根を庭に植えたら、高さバラバラになっちゃいそう(笑)
チューリップ咲く時期
写真左、タイツブーツ。写真右、マスカラ。
同じ時期でも、花びらが散っている品種と咲いている品種がありました。
花や葉の色・形、草丈の高低の他にも、咲く時期、育てやすさなどの違いもあるようです。
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私が植物園に足を運んだ時期は、4月中旬です。
ゴールデンウィーク中にも植物園に行きましたが、その頃には、洋風庭園のチューリップほとんどの花びらは落ち、あんなにカラフルだった下段は緑一面になっていました。
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チューリップの球根は、秋ごろ植えるようです。