京都府立植物園では、あじさいが見ごろです。
あじさいの時期が終わると、京都は息苦しいと思うくらいの、じめっとした夏の暑さがやってきます。
娘を連れて、植物園に行ってあじさい園にはいると、娘は「いっぱいさいてるね~ぇ」と、さほど感動していない様子。ぶつぶつ何かを言っていたのでよくよく聞いてみると、蚊に刺されてかゆいので家に帰りたいのだとか(笑)私も花を見ていたら、だいぶ蚊にやられていました。
きれいですね。あじさい。
目次
アジサイは午前中が見ごろ?
あじさいは、近所でもきれいに咲き始めており、そろそろ植物園でも見ごろだろうと足を運びました。昼食後に行ってみると、暑かったのか、アジサイの花も葉もしんなりとしていました。
植物園には、京都府立植物園 特別ウェブサイトという動画を配信しているサイトがあり、このサイトでは、園長さんが植物園を撮影しながら植物の説明をしてくれる動画をいつでも見ることができます。
たとえば、このピンクの西洋アジサイについて、動画があります。
この動画では、アジサイは午前中、曇りの日がいいと、動画で説明されています。
京都府立植物園 特別ウェブサイト – 西洋アジサイの赤系統(投稿日:2009年06月19日)
動画を見ていて気づいたのですが、私が普段見ているアジサイは、西洋アジサイで、日本のアジサイもあるようです。
こんなに植物について詳しくお話ししてくれている動画ってなかなか見ることができないですよね。自分が見ていた植物についての動画を見ることができるって、面白いですね。植物が好きな方も、ぜひ色々見てみてください。園長さんがポロっと本にも書いてないようなことを言っていることがあります。
山アジサイ系統・日本のアジサイ
動画を見ていて気づいたのですが、私が普段よく目にしている球状のアジサイは西洋アジサイのようです。確かに、何か見た目が違うアジサイもあるなとは感じていたのですが、日本のアジサイのゾーンが植物園にあるそうです。ガクヘンの色や形がバライティにとんでいるのだとか。
ホントに深紅になるの?「クレナイヤマアジサイ」(2008年05月23日撮影)
山アジサイ系統「クレナイヤマアジサイ」純白から深紅になる
ピンク色になってきました「クレナイヤマアジサイ」(2008年06月09日撮影)
太陽の光にあたるとピンク色になってくる。色が激変するそうです。
帰宅して動画を見て(なるほどなあ!)と感動しているのですが、行く前に見たほうが、もっと植物園を楽しむことができますね。
京都府立植物園名物園長が、名誉園長へ
この日、植物園に行った時、この動画を配信してくれていた名物園長さんが、5月に定年退職したというのを知りました。(ええ~!じゃあもうこの動画のサイトの更新も終わっちゃうのかなあ?)と、インターネットで検索したら、松谷元園長は、京都市左京区の府立植物園から植物園で初となる「名誉園長」の称号が贈られたそうです。
低調気味だった来園者数を回復させるなどの実績をたたえたもので、松谷さんは今後、植物ガイドやホームページ(HP)での情報発信に協力する。
名物から名誉園長に 京都府立植物園、松谷さんに称号 : 京都新聞
HPの情報発信も、続きそうですね(^^。
そうです。今思い出しましたが、植物園で蚊にやられたりしたので、虫よけか、虫さされの薬は持っておいたほうがよさそうです。
きょうと子育て応援パスポート
京都に住んでいる子育て中の人に「きょうと子育て応援パスポート」というのが配布されるのですが、京都府立植物園では、このパスポートを入口で提示すると、小学生以下の子ども同伴の場合、親又は祖父母の方1名分の料金が免除されます。私はよくこの、きょうと子育て応援パスポートを利用して、娘と植物園に行っています。
きょうと子育て応援パスポート-京都府ホームページ
植物だけではなく、体を動かしたり、のびのび遊んだり、生き物を見つけたりして、自由にヘトヘトになるまで走りまわったりできるような安全な場所がなかなかないので、植物園はそういう子どもが夢中になって外で遊べる場所の一つだったりもします。
平成22年4月から、京都府内のほか、滋賀、大阪、兵庫、奈良、三重、和歌山、鳥取、徳島の2府7県の協賛店で「きょうと子育て応援パスポート」が利用できるようになりました。
関西子育て世帯応援事業(すくすくかんさい)-京都府ホームページ
関西子育て世帯応援事業(すくすくかんさい)というのもあるのですね。