先日テレビで「ヤマトナデシコ七変化」のドラマをたまたま見ました。
妹が漫画を集めていて読んだことがあり、もういちど漫画が読みたくなりました。
でも、漫画を持っている妹は離れた所に住んでいるので、今読めないしなあ。新品でも中古でも全巻集めたいわけでもないしと思いました。集めたくない理由は漫画は巻数が多くてすごく場所をとるから。
そうだ、この際、ちょっと最近話題になっている電子書籍で読んでみようかなと思ってみたのです。
携帯電話で読むかパソコンで読むか考えたのですが、今回はパソコンで。
目次
携帯かパソコンか
携帯電話でモバイルサイトなどを見ていると、よく気になるバナーがあり、サンプルを無料でダウンロードできたりするので、それで少し読んだことがあります。
あまりにも暇すぎて携帯電話に漫画をダウンロードもしたことがありますが、iPhoneなどではない携帯電話の保存できる容量というのはメモリーカードを入れないと限られていたり、機種変更をするとデータを動かしたりしないといけないのがめんどうくさそうだなあと思いました。
電子書籍といってもそれなりの金額をはらいますが、一度読んでそれで満足ならそれでもいいですが、何度か読みたいと思った時ちゃんとデータ管理ができていないと、データを紛失したりしなんだか残念な気分になります。
また、私が携帯で使ったプランは月額課金制なので、別に読みたくない月もうっかり課金されたりするみたいで、うっかりものの私はけっこう危ないシステムだと感じているのです。
ということで、パソコンも使っているのでパソコンで読むのはどうだろうと今回はパソコンで電子書籍を読んでみることにします。パソコンで利用する場合は携帯電話より融通がきくサイトが多く、他のサイトを利用していてたまったり受け取ったポイント(電子マネー)なども使えるようで、使わないでたまったままのポイントの使い道になりそうだと感じました。
電子書籍に感じたこと
電子書籍を販売しているサイトはいろいろあるようなのですが、今回はeBookJapanを利用してみました。理由はとくにありません。eBookJapanの「初めての方へ」というページに、電子書籍のメリットが書かれていました。引用してみます。
本の置き場に困らなくなります 本を全部持ち歩けます 何年経っても劣化しません
在庫切れすることがありません 欲しいときにいつでも買えます ナイショの本も買いやすいです
漫画を読まなくなっているので、漫画本を集めて眺めたり並べたりして楽しむことがなくなった、子どものものが増えているので自然と漫画が淘汰されてしまったというのもありますがそのため本の置き場に困らないのは確かにメリットです。
欲しい時にいつでも買えるのはパソコンをしていたら確かにメリットでした。
ナイショの本もわかります。持ち歩くのはちょっと移動多いタイプではないのでメリットが今はありませんが何となく理解できます。あと、劣化に関しては疑問を感じます。
私がちょっといやな気分になったのは、値段を見たときです。
紙の本と同じ値段なのです。私の価値観では製本されて手に取ることができるようになっている本の存在感にお金を払っている面があり、データのみのやり取りにそういう本を作って流通させることと同じ金額のお金を払うというのが、ちょっといやだと思いました。ケチでしょうか。
ただ、本が売れにくくなっているのを補うために電子書籍でカバーしているというのなら、少しは納得するかもしれないけれど、ちょっとわからないので(えええ~高い!)と思ってしまったのは、申し訳ないですが事実です。
また、インターネットで見かけたことがある方もいるかと思いますが、電子書籍のダウンロード販売の中に誰だかわからない人が勝手に作ったノウハウなどの情報を高額な値段(1万円以上のもの)をつけて販売しているものがあります。あれは単なるボッタクリだと思っているので、それとくらべたら本屋さんで売っているような漫画が、漫画本と同じ値段の数百円でDLできるのは良心的だともどこか感じてしまいました。(くらべるところが変かもしれませんが)
eBookJapanを使って「ヤマトナデシコ七変化」を読んでみた
eBookJapanは株式会社イーブックイニシアティブジャパンが運営しているサイトでeBookJapanで電子書籍を購入する場合は無料の会員が必要だったので会員登録をしました。
書籍をダウンロードして読むためには専用のソフトをダウンロードしなければいけないのがちょっと面倒だと感じました。また、パソコンやOSを変更する際は手続きが必要だそうで、それをやればインターネット上に自分の書籍の本棚みたいなものができるのかな?と思いました。
トランクルームサービスというものがあり、ある程度の書籍数を超えると、そのサービスを使うために月額料金が必要になります。
また、電子書籍は容量の大きなデータのやり取りになるようなので、インターネット回線の環境も注意が必要です。
パソコンで何か読むとなると、パソコンの前にいないといけないのでそれが少しストレスに感じました。漫画などは片手間で目を通すというより、自分の時間でちょっとした楽しみに読むものなので、私の場合パソコンで読むというのが案外難しい気も。
なんとなく本を手に取り読むのからパソコンの電源を入れて読むのはなんだか仕事の延長線上みたいな感じになりますね。iPhoneなんかで読むと暇つぶしにはなるのかもしれませんが持ってないので知らないです。
わたしがぼんやり感じたメリットデメリット
◆わたしがぼんやり感じたメリット
・書籍のデータをダウンロードしたらすぐ読める
・データをパソコンやネット上に保存するので場所をとらない
・とりあえず内容だけチェックしたい場合には便利そう
◆わたしがぼんやり感じたデメリット
・ソフトや会員登録がやや面倒
・電子書籍の値段設定にやや不満を抱いている
・データの管理がめんどうくさい
・買ったものは紙の本のように読まなくなったら売ることができない
・パソコンで読むのは地味に大変かもしれない(目が痛い)
中古本で良かったのは絶版になった書籍も購入できることでしたが、出版されないなら電子書籍で読めるようになったらいいのになあとも思いました。
先日、Google ブックスを見ていたらこちらでも書籍が読めるものがあったりしておもしろがっていましたが、書籍の内容はプレビュー不可であったり限定表示のことが多く、たち読み感覚になりますが、この先どうなるのかは興味があります。
参考/関連サイト
eBookJapan – 運営:株式会社イーブックイニシアティブジャパン
電子書店パピレス – 運営:株式会社パピレス
楽天ダウンロード – 運営:楽天株式会社
Google ブックス