2009年夏、何を読む?はじまり。ナツイチ 夏の一冊(集英社文庫)

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集英社文庫

今年も夏に文庫本をチェックしてみようということで、集英社文庫・新潮文庫・角川文庫の夏のキャンペーンを話題にしたいと思います。この時期この話題を記事に書くのは、それぞれの出版社がどんな書籍・作家・作品を紹介してくれるのかな?というのと、作家・作品のリストが新しい作品との出会いになったりするということからです。気合いの入っている大きなキャンペーンだと思うので、毎年楽しみにしています。
さて、この記事では、2009年夏、集英社文庫のキャンペーン
はじまり。ナツイチ 夏の一冊」について。
今年は、岡田将生さんと山下リオさんが起用され、どこかフレッシュでさわやかそして透明感のある夏のイメージが感じられます。また今年もマスコットキャラクターは、はちのようなキャラクターで、店頭プレゼントの1冊買うとその場でもらえるナツイチオリジナルストラップにも使われています。

http://bunko.shueisha.co.jp/natsuichi/


店頭で配布されている冊子には「読みたい!の、はじまり」という目次のようなページがあり、
・スペシャルカバー
・恋したい
・笑いたい
・さわやかになりたい
・ゾクゾクしたい
・癒されたい
・熱くなりたい
・学びたい
といった、ジャンルで文庫の紹介が展開されています。
ナツイチの特設サイトでは、岡田将生×山下リオの世界初!?ブログドラマ「コトバとシオリ」が毎週更新されているそうで、更新は全10回で、2009年8月末までなのだとか。(追記:終了後はブログはなくなっています)

2008年の読みたい冊

店頭で無料で配布されていた冊子や、インターネット上の特設サイト(はじまり。ナツイチ 夏の一冊 集英社文庫)を見ていて、わたしが読んでみたいなと思った文庫本5冊です。

  • 『狼王ロボ シートン動物記』 アーネスト・T・シートン
  • 『船乗りクプクプの冒険』 北杜夫
  • 『マイナス・ゼロ』 広瀬正
  • 『二十億光年の孤独』 谷川俊太郎
  • 『ZOO』(1、2) 乙一

『狼王ロボ シートン動物記』 アーネスト・T・シートン

狼王ロボ シートン動物記
わたしは、幼少時代にファーブル昆虫記とシートン動物記が好きだったので文庫で読んでみたいなあと思いました。この作品は「学びたい」で紹介されています。

『船乗りクプクプの冒険』 北杜夫

船乗りクプクプの冒険
本のタイトルがかわいいですね。紹介文を読んでいるとかなり愉快なようで、ぜひ読んでみたいと思った一冊。「笑いたい」で紹介されています。

『マイナス・ゼロ』 広瀬正

マイナス・ゼロ
「幻の名作が大きな活字で復刊」なんだそうですけど、ちょっとこの意味が私にはわからないので、店頭で実際に手にとらないとな。と思ったのですが、SF小説はきらいではないのですが頭が追い付かなくてほとんど読まないわけですけど、”日本語で書かれたタイムトラベル小説の最高峰”というのには、惹かれました。

『二十億光年の孤独』 谷川俊太郎

二十億光年の孤独
谷川俊太郎さんはやはり飛びぬけて言葉のチョイスや組み合わせやリズムがすごいと尊敬しているので文庫化されたこの詩集を賀茂川のベンチなんかでぼんやり読みたいなあと思いました。去年も読みたいと思っていた文庫でしたね。「癒されたい」で紹介されています。

『ZOO』(1、2) 乙一

ZOO
学生時代読んだ乙一さんはまだ今ほど知られていない作家でした。その時、私は単純に面白い!と、読書を楽しみ終わり。しかし、何年かするとブレイクしていて周りにも乙一さんを知る人が増えました。でも過去に読んだことがあるのは、学生時代の1冊のみ。ZOOは、乙一傑作短編集とのことで、短編で読みやすそうだし夢中になれそうな予感がします。

2008年の読みたい

『映画ノベライズ花より男子ファイナル小説』下川香苗
『人間失格』太宰治
『伊豆の踊子』川端康成
『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』 中島らも
『オリンピア ナチスの森で』沢木耕太郎
『チェ・ゲバラの遥かな旅』戸井十月
『東京バンドワゴン』小路幸也
『二十億光年の孤独 Two Billion Light-Years of Solitude』谷川俊太郎
『岳物語』椎名誠

<関連記事>
文庫好きによる、出版社の夏のキャンペーン調べ(集英社文庫編)
2008年の「ナツイチ。」を話題にしている記事です。

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